漢方薬はおいしくない?

これまで漢方薬をお飲みになったことが無い方は、漢方薬は苦くておいしくない、我慢して飲むものと思われてる方が結構いらっしゃいます。
確かに飲みづらいものも中にはありますが、逆に思ったよりも飲みやすいと言われる事もよくあります。

飲みづらい時は2つの原因が考えられます。

飲みづらい原因①:慣れない味

現代はお菓子やアイス、品種改良された野菜など甘いものが周りにあふれています。子供向けの西洋薬も砂糖で甘味を付けているシロップがほとんどです。このような環境で育ったら、漢方を初めて口にした時に独特の味と香りに違和感を覚え、飲みづらいと思うことは当然のことと思います。

しかし通常は、飲み続けるうちにある程度慣れてくることが多いです。

なお漢方薬は全部が苦いわけではありません。甘い、辛い、酸っぱい漢方薬もあります。

飲み方の工夫については次を参照ください。大人の方も対象です。
参照:子供に薬を飲んでもらうには(粉薬)「③飲み方を工夫する」

飲みづらい原因②:体が欲していない(証に合っていない)かも

漢方薬を使う時は証(体や病気の状態)に合わせて使うのが原則です。

証と漢方薬が合っていれば、美味しく感じたり、慣れないけどなんとか飲み続けることができます。
しかし逆に気持ち悪くなったり、しばらく飲んでもどうしても味を受け付けられないときは証と漢方薬が合っていないかもしれません。

たとえば冬の体が冷えている時、温かい物は美味しいと思いますが、冷たいものはあまり欲しません。漢方も同じで、証に合っていなければ美味しくないと感じることもあります。

この場合は飲み続けると調子を悪化させる可能性があります。しばらく続けても体調が改善しなかったり悪化したりする時は処方元にご相談ください。

浴剤
焙じはとむぎ