〔事例14〕花粉症で毎年耳鼻科にかかる

女性 30代

毎年花粉症に悩まされていて耳鼻科にいつも行くので漢方薬で何とかならないかと相談を受けました。

疲れやすい傾向があり、やや気虚があると考え補気剤の補中益気湯を中心にお飲みいただきました。別で麻黄附子細辛湯を症状がひどい時用でお渡ししました。

服用1週後 

「疲れにくくなってきている」

その後、量を加減しながら3ヶ月ほど継続

「今年は目が少しかゆいくらいで耳鼻科に行かなかった」
麻黄附子細辛湯はほとんど使わなかったとのことです。

なお花粉症は胃腸の働きを整えると症状が改善することが良くあります。胃腸の働きが弱いと脾気虚と言って体の中に余計な水が溜まりやすくなったり、気血をうまく作ることができませんので疲れやすさや免疫に関係のある衛気(えき:体の表面を守っている気)の働きも弱まる原因になります。

漢方薬だけでなく胃腸に負担のかけない食事も心掛ける(甘いものや脂こいもの、水分の取りすぎに注意する)と効果的です。

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  • 体質や症状の程度により、使用する漢方薬や症状改善までの時間には個人差がございます
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