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〔事例7〕2人目不妊 30代女性
別の症状を改善した結果、妊娠に至られたケースです。
初回
貧血の改善をご希望の方です。ヒアリングからは、胃腸の働きがもともとそれほど強い方ではなさそうです。
食べ物をうまく吸収できていないため、胃腸の働きを建て直す必要があると当初は考えていました。
しかし、さらにお伺いすると、仕事や上の子の子育てによるストレスが強く、月経不順、のぼせ、肩こりなど、気の流れ考えられる症状が目立ちます。またそのストレスが胃腸にさらに負担をかけているようです。
舌苔は舌の辺縁部分が少なくなっており、これもストレスによるものと考えられます。
そこで、まずはのぼせを改善し気の流れを良くすることを優先し、加えて貧血症状改善する漢方薬(加味逍遙散+四物湯)をお渡ししました。
その後、実は「妊活中」であると連絡を受けました。
このまま今の漢方薬を服用をしていただくようお伝えしました。
2週間後
少しお腹がゆるい。風邪をひいたためか月経前の倦怠感が大きい。しかし月経周期は正常となり、のぼせも軽減。
胃腸の働きも助ける必要があると考え、胃腸の働きを助ける生薬を含む漢方薬に変更しました。四物湯→十全大補湯
2週間後
のぼせはなし。今後妊娠の可能性も考えられるため、少し内容を変更しました。
そして2週間後、ご懐妊の連絡をいただきました。
あまりにも早く結果が出たので私自身が驚いています。
漢方はあくまでも健康を支えるための一つの手段にすぎませんが、妊娠できる体の土台作りができたことが今回の結果に少なからず貢献したと考えています。
その後もつわり等があったものの順調に経過しています。
その後、安産で元気な女の子を無事出産されました。
- 体質や症状の程度により、使用する漢方薬や症状改善までの時間には個人差がございます
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