おすすめのしょうが湯「小太郎漢方のしょうが湯」

お知らせにも書かせていただいた通り、先日、小太郎漢方のしょうが湯を入荷しましたので早速試しに飲んでみました。

私の個人的な主観も入っていますがご紹介したいと思います。

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上品な辛み・甘み・さわやかさ

小太郎漢方のしょうが湯は2020年10月にリニューアル販売されたもので、老舗漢方メーカーである小太郎漢方製薬のこだわりが詰まっています。

たとえば、ショウガはすりおろしたものをそのまま使っていたり、柑橘系の橘(タチバナ)が入ったりしています。

袋から出したしょうが湯の粉をコップに入れ、150㏄ほどの熱湯を注いでかき混ぜると素早く溶けますが、よく見ると溶け残りがあります。

「しょうがをまるごとすりおろしていますので不溶解物があります…」と外箱の説明に記載されています。

ショウガの香りとタチバナの柑橘系の良い香りが漂います。

飲んでみると、甘さと辛さ、そしてタチバナの爽やかさが良い感じに調和してとても飲みやすいです。

よくあるただ甘くて辛いだけのしょうが湯とは違い、かなり美味しいと感じました。

またショウガをまるごとすりおろしているので、その場で作ったショウガ湯を飲んでいる感覚です。

さらに、葛と澱粉によるとろみによって冷めにくくなっているので、最後まで温かいまま飲むことができました。じわじわと体もポカポカしてきます。

こだわりの材料

老舗の漢方メーカーさんだけに材料にこだわっています。

・しょうが(高知県産)

小太郎漢方のしょうが湯は、炊いて乾燥させたしょうがを使っており、漢方で使われる乾姜(かんきょう)と同じ性質があると考えられます。

乾姜は内部を温める働きがあるとされており、人参湯などにも使われ、冷え性の方におすすめです。

なお八百屋やスーパーで売っている生のしょうがは体の内部ではなく、表面や末端を温める作用があるため、深部の冷えには乾姜が良いです。

・タチバナの果汁

タチバナ(橘)は、字の通りミカンと同じ柑橘類です。

漢方ではミカンの皮(橘皮、陳皮)は、体を温め、気の巡りを良くし気分をリラックスさせ胃腸の働きを助けるとされています。

しょうが湯を飲む時にする柑橘系の香りはこのタチバナの香りです

・粗糖、黒糖、ハチミツ

粗糖(そとう)と黒糖、ハチミツが使われおり、甘味をつけると同時に体を温める働きが期待できます。

上白糖(普通の白い砂糖)を使っていません。

また、ショウガは温める働きが強いですが、胃腸の働きを助ける働きもあるので、暑い時期でも胃が不調な時などに冷やして飲むのもよさそうです。

ぜひ一度お試しください。

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