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当店取り扱いの中国産クコの実の安全性について
クコの実は日本産はほぼ流通しておらず、ほとんどが中国の輸入に頼っています。
この度、2024年9月に中国国営テレビの中国中央電視台(CCTV)で、クコの実の処理についてのスキャンダルが放映されました。
目次
色持ちや保存性を高めるために違法な薬剤を使用?
スキャンダルの内容は、甘粛省(かんしゅくしょう)で作られたクコの実が、ピロ亜硫酸ナトリウムを使って洗浄し、工業用硫黄で燻蒸されているという内容です。
ピロ亜硫酸ナトリウムは、酸化防止剤や保存料、漂白剤として食品添加物として使われることがあります。
硫黄燻蒸(いおうくんじょう)は、食品のカビ防止や酸化防止により変色を防ぐ効果があるため、日本では干し柿やかんぴょう作りで使われています。
しかし、クコの実業界ではどちらも使用しないことが通例で、しかも工業用硫黄はヒ素などの不純物の割合も多く健康被害が出やすくなる可能性があります。
今回、これらの薬剤が使われたのは、保存性と色持ちの良さを得るためだったようです。
当店のクコの実の品質は問題なし
ミヂカナ薬局のクコの実の仕入れ先である、高砂薬品、ウチダ和漢薬に確認をしたところ、下記の通り品質には問題ないとのことでした。
- どちらのクコの実も寧夏回族自治区(ねいかかいぞくじちく)が産地。問題のあった甘粛省のクコのみではない。
- 現地中国の業者からは上記加工は一切行っていないとの回答
- 日本での残留試験結果は、品質に問題ないことを確認
安心してご賞味ください。