〔事例21〕空腹時に胃が痛む

60代 男性

空腹時に鳩尾のあたりが痛くなる。西洋薬を飲んでもあまり効かない。もともと胃は丈夫ではない。胃カメラでは少し炎症があると言われている。漢方で何とかしたい。

舌証:淡紅舌、地図状剥苔、中央部厚膩苔、潤苔、やや歯痕あり

問診と舌証より胃気虚弱と判断し、健脾益気の六君子湯と胃痛を抑えるための漢方を1つ混合して1週間分お渡ししました。

1週間後
「2日分位飲んだらケロッと良くなった」

漢方薬は長く飲まないと効かないイメージを持たれている方は多いと思います。それは慢性病の根本的な治療(体質改善)における治療期間のことで、現に出ている諸症状については何らかの改善が早い段階でみられることが多いです。目安は2週間以内、長くても1ヶ月以内でそれ以上服用しても改善が見られない場合は漢方薬が合っていない可能性が高いです。

本事例も、胃気虚弱という体質の上に胃痛という症状が出ており、胃痛に対しては2日で効果が見られました。ただ胃気虚弱の体質改善はまだまだ時間がかかると思われますので、じっくりと体質をみながら漢方薬を提案していく予定です。

  • 体質や症状の程度により、使用する漢方薬や症状改善までの時間には個人差がございます
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