〔事例32〕仕事中のほてり・熱感 男性

30代 男性。

「仕事中に体の熱感を感じる」とご相談に来られました。

食欲あったりなかったり・便通不規則・軟便多い・舌のしびれ・胃痛・不安感

蕁麻疹・のどの違和感・疲れやすい・ストレスを感じている・LDL高め・辛いもの好き・酒よく飲む

舌証:淡紅、歯痕、舌下静脈膨粗、苔薄黄膩

全体的に気の巡りが悪い状態です。

話をお聞きすると仕事のプレッシャーが強く、ストレスから気の巡りが滞ってしまったようです。表情もこわばっています。

気の滞りが長引いたことで熱に変わり、ほてりが発生。また、舌の状態やLDL高値から余計な湿邪(悪い水)が溜まっていると考えられました。

そこで湿をとりながら気の巡りを良くする漢方薬を14日分お渡ししました。同時に辛いもの、酒をなるべく控えるようにお願いしました。

14日後
「ほてりが減った。夕方に熱感出ることはあるが漢方薬を飲むと治まる。舌のしびれもない」
時折笑顔も見られます。

また同じ漢方薬を14日お渡しました。しかしその後は来局されなかったため現在の状況は不明です。

  • 体質や症状の程度により、使用する漢方薬や症状改善までの時間には個人差がございます
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